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「ものは少なく、幸せは多めに」なミニマリストたちの特徴と未来予想図

ミニマリズム 意見

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昨年の流行語にも選ばれた「ミニマリスト」。いまや、「物を減らす」「物を持たない」という現象が少しずつ、世の中に広まりつつあります。そんなミニマリストと呼ばれる人たちは、どんな要素を持ち合わせいるのでしょうか。ぼくらミニマリストが送る、ミニマムなライフスタイルの「その先にあるもの」は何かをぼくなりに考えて、まとめてみました。

ミニマリストや断捨離をはじめとする「物を減らす」「物を持たない」現象を体系化してみよう

学術的でもなんでもありませんが、「物を減らす」「物を持たない」というある種のブームは、消費社会に対して僕たちが感じていた疑問「物が豊かになれば、幸せになれるのか」に対する回答だと感じます。

インフラがいくら整備されて、インターネットのおかげでいつでもどこでも買い物ができたとしても、それは直接の幸せにはつながらない。物に溢れたとしても、手間と時間を費やすだけ。

ミニマリストは、いわば真逆のライフスタイルになります。消費社会に対して反旗をひるがえすかのごとく。そんなぼくをはじめとするミニマリストがどんな行動を重要視しているのかを見ていきましょう。

ミニマリストに共通する5つの要素

どのミニマリストにも大きく5つの要素が存在していています。いわば、ルールとでもいいましょうか。それらのルールは、日常レベルから人生レベルまで広範囲にわたり、ルールの対象は人間関係・物・行動に分かれます。

減少化する

数を減らす。とにかく、ぼくたちは無駄な物を購入したがります。所有したい、そのためだけに物を購入するのです。本人は、必要かと思っているからややこしい。持ち合わせる必要のない物は、手放しましょう、ということ。

それは人間関係も同じです。出会ったものの、ただの会釈程度で終わる、あるいは価値観が違いすぎて不快に感じてしまうような人間関係ならば、縁を切ったほうがいいでしょう。互いにメリットありませんから。

持論ではありますが、人間は誰しも、大切にできる人の数や満たされる物などの数が決まっていると思います。無理して手を広げすぎたなら狭めればいいんです。

これらの考えと似ている研究もあります。選択のパラドックス、という言葉をみなさんは知っていますか。 簡潔に述べれば、以下のようなことです。動画も載せておくので、もし良ければ参考にしてください。

「少ない選択肢のなかから決断した事柄と、余りある選択肢のなかから決断した事柄では、後者のほうが満足度が低い」

本当に幸せな人生を送りたいなら、選択肢を減らすべき。それをぼくらミニマリストは本能的に知っていたのかもしれません。

縮小化する

小さくする。昔から「大は小を兼ねる」という言葉がありましたが、それはテクノロジーというものが存在しない頃の話。いまや、どんどんものは小さくなってきていますよね。iPhone SEなんて、とても分かりやすい例になります。売れてないけどね笑(ボソッ)

ただ小さくすればいいというわけではありません。小規模多機能化、という言葉があります。今では、たくさん物を持ち合わせなくてもデジタル化してしまえば、それで事足りるようになっています。例えば、目覚まし時計・カレンダー・電卓…など物自体は消えますが、みなさんもっていますよね。そう、スマホに。現代は、ミニマムに暮らすことを快適に行うことができる時代になってきているということです。

もちろん、物にも多機能化を求めます。ぼくの場合でいえば、どんなシチュエーションでも対応できる衣服をひとつ選び、「私服の制服化」を実践して、ほぼ毎日着まわしています。ひとつの物に多くの意味を含ませることで、多くあった物は必要なくなってくるのです。

形式化する

ルールや流れを決める。強い弱いにかかわらず、こだわりをもって生きているのがミニマリスト。日常生活から人生におけるルールを持ち合わせています。

先ほど述べた「数を減らす」ということに関していえば、ぼくはパンツやインナー、靴下などを含む、持ち合わせているすべての衣服を50点以下にまとめていますし、50点以上、所有するつもりはありません。以下の事柄など全てルールにして、パターン化して暮らしを楽にしています。

  • 所有する衣服の数
  • 私服の制服化
  • 買い物の仕方
  • 食事のメニュー
  • 起床後の過ごし方
  • 就寝前の過ごし方

もちろん、楽しむ気持ちも忘れていないですからね。ミニマリストは普段、なるべく選択肢を少なくして、あらゆるコスト(時間・労力・エネルギー・ストレス・お金など)を下げています。ですが、例えば旅行に行くとなったらルールは忘れて、「アイス…バニラとチョコどっちにしよう…両方で!笑」みたいなことやってますからね笑

つまり、ミニマリストはいつ、そしてどこにコストをかければよいかを知っているってことですね。

自動化する

物事を捗らせる仕組みをつくる。何でもかんでも自分でやってしまう癖があるので、ついつい疲れてしまうことが今まで多かったんです。そこで、自動化できるテクノロジーやサービスを利用することを意識し始めると、楽になってきました。この領域は、他のミニマリストの方は、まだ浸透してきた、とまではいかないんじゃないかな、そんな気がします。

WEBサービスを利用する

例えば、食材はネットスーパーで基本的にすませてしまいます。基本的には、三食同じメニューで自炊しているので、買う物も同じになります。なので、いつもネットスーパーにアクセスして、いつもの食材をぽちぽちカートに入れるだけです。手軽なんですよね、これ。

「食材はネットスーパー」で済ませる方が買い物に行くよりも「抜群におトク」な訳 - ライフスタイルの情報発信ブログ 「SUIT」

自動化アプリを利用する

あるいは、テクノロジーの力を借りるっていうのも手、ですよね。ぼくは、日々のやることをTodoistというタスク管理アプリに入力しているんですが、ひとつひとつ入力するのって意外に手間なんですよね。でも一気にまとめて入力してくれるアプリの使い方があるんです。 利用するアプリは「Textwell」「Wlokflow」のふたつ。

Textwell 1.5.4
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥360 (Sociomedia)

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.4.5
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥360 (DeskConnect, Inc.)

Todoistにタスクまとめて入力!のやり方に関しては以下のブログが参考になりますので、興味のある方はこちらから。

ずらっと箇条書きに並べたTodoリストが自動で入力されるので爽快なんですよね!是非アプリ好きな方はお試しあれ。

最適化する

現在の価値観やステージにあわせて調整する。生きていれば、家族ができたり、もしくは引っ越ししたり、別れがあったりと人間関係の変化、それに所得の増減、人生経験を通じて、価値観が変化していきますよね。あくまで、ミニマリストとしてのルールは現在の価値観に合わせた形でしかありません。

ミニマリストブロガーってたくさんいますけど、みなさんやっぱり定期的に断捨離しているんですよね。それって、常に自分の価値観とルールの整合性がとれているかを確認する作業、つまり最適化をしているわけなんですよね。ミニマリストの皆さんは、みんながみんなこの作業を当たり前のようにやっている。だから、各々が確固たるスタイルを築いているのです。

そして、無駄という要素自体は、いつ何時も生まれてくるものなんです。例えば、今まではちょうど良かったと思えた「所有している衣服の数」が、明日になるとまだまだ多いように感じることもありえますからね。日々のメンテナンスだけは、どんなミニマリストも手間暇をかけるべきなのです。

ミニマムライフの先にあるもの

個人的に思うことしか述べられませんが…つらつら書きます。この先、30年後くらいには日本人は、ますます二極化することになると思うのです。「裕福」「貧困」のどちらかに。

「貧困」側にあるミニマムライフは「定住型ミニマリスト」

「貧困」側からみると、どんどん物に求めなくても幸せに人生を送れることに気づく人達が、今以上に増えてくるはず。結果として、日本人の8割が、もっとシンプルにミニマムに、ライフスタイルがダウンサイジングしていくことになるんじゃないかと思うのです。

つまり、今のライフスタイルをダウンサイジングして、丁寧に暮らしていく。その中で小さな幸せを見つけて、人生を楽しんで幸せに生きていこうとするのが「貧困」側のミニマムライフの「定住型ミニマリスト」のあり方です。「貧困」ってほどでもないと思うけど、一般家庭はこっちになるだろうなー。

ぼくら消費者側も購買行動に関して、日々の経験から学習して賢くなり、不必要なものを買わなくなっただけ、とも言えるけど。

「裕福」側にあるミニマムライフは「遊牧民型ミニマリスト」

一方で、「裕福」側からみると、時代はさらにテクノロジーが進化し、移動に関するあらゆるコストが小さくなってきます。つまり、今以上に世界を自由に行き来できる時代がやってきます。ただし、その領域に足を踏み入れられるのは、彼ら「裕福」な層だけ。

もっと自由に世界中をめぐって生きていくためにミニマムになるのが「裕福」側にあるミニマムライフの形なんじゃないかなと。

まとめ

いずれにせよ、ミニマリストだけではなく消費者は時代とともにもっとスマートに物事や人生を考えられるようになってきている。それがミニマリストという現象が流行語にもなった証拠でしょう。

ぼくは、ミニマリストという言葉は何十年かしたら死語となると予測しています。だって、その頃にはさすがに当たり前になってなきゃ、人類はどんだけバカなんだ。そういう意味で、ミニマリストとして生きている人達は、半歩だけ時代の先を歩んでいるのかもしれません。