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ミニマリスト男子は余計な物を持たないで、必要な物だけを着て移動する

ミニマリズム 断捨離

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ミニマリストとして長財布を手放し、カードケースを小さな財布として使うようになりましたが、そのカードケースすら手放しました。ミニマリスト男子は「持たない」から、「着る」スタイルへ。物を着て移動する手ぶらスタイルを実践して気づいたメリットを紹介します。

物を着るというミニマリストの手ぶらスタイル

今まで、ミニマリストとして、あらゆるものを断捨離してきました。最近は、本当にトランクケースに全ての荷物を詰めていけるくらいの量になってきました。日常生活で使う物は本当に少ないんです。

そして、まだまだ僕らは持たないでもいい物を持っています。そのひとつが、誰しもが持っている「財布」でした。でも考え方によっては、本当はそれすら必要ありません。財布を手放すと、さらにもうひとつ快適さが増えたと感じています。

ではどうすれば、一見すれば必要そうで実はそうでないものを手放すことができるのでじょうか。僕は、ミニマリスト肘さんのブログで書かれていた、物の「機能」と「記号」を考えると、必要な物と不必要な物を分けることができました。

実際に僕が手放した「財布」を例にして機能と記号を考えていきましょう。

物の機能と記号

僕が先ほどから使っている、「物の機能と記号」は『消費社会の神話と構造』から学びました。

こちらの書籍では「物には、機能と記号の2つの側面があり、僕たちが実質的に消費しているのは、機能ではなく記号である。」ということが記されています。

物の機能と記号をわかりやすい言葉におきかえると、物の機能は、物の目的。その物が手に入ればどんなことができるか、です。一方、記号は、その物の付加価値。その物が手に入ればどんな印象を他人に与えられるか、です。

財布の機能

財布にはどんな機能があるのかを考えましょう。財布には「お金を持ち歩く」という目的があります。そのために、紙幣や小銭、カードを入れるためのポケットが存在します。使い勝手を良くするための創意工夫もされていますが、そこまで大きな差は生まれませんね。となると消費もされなくなります。

財布の記号

だからこそ、現代では記号が重要になるわけです。財布の記号は、要するに、どのブランドなのか。グッチなどの高級ブランドの財布を持つことで他人にどれだけ良い印象を与えることができるのか。

冷たい言葉で言うと、良い印象をもたれるという自分に、そして優越感に浸りたいから、人は消費するのですね。

財布に求める要素と財布の必要性

ミニマリストは、物の記号としての側面には価値を置きません。機能がどれだけ優れているかどうか、で物を購入するかどうかを決めます。財布の機能を検討した結果、僕は財布がない方がいい!なんて逆説的な結論に至ったのです。

なぜ持たない結論になったのかは、僕が財布に求める要素が財布には欠けていたから。なんじゃそりゃって感じですね。僕が求めていた要素はブログのサブタイトルと同じ。

持ち運べるスモールサイズ

それまで僕は長財布を使うことが多かったです。理由は特になく、当時その財布がほしいと思ったから。それからずっと、もったいないので惰性で使っていました。「小さいことが正義」な今では、長財布に全く価値を感じません。「小さくて、軽くて、かさばらない」ものこそ、価値が高いとミニマリストは感じるのです。

多機能なスマートさ

今ではSUICAやPASMOといった定期券を使えば、電子マネーを誰でも利用できます。提携店舗も多くなった今、利用しない手はありません。クレジットカードとひとまとめにしてしまえば、「クレジットカード」「電子マネー」「定期券」の3つの機能を一枚のカードにおさめることができますね。つまり、現代ではカード一枚で日常生活に困ることは殆どないと言えますよね。

だとしたら、僕達は使う頻度の少ないポイントカードや小銭などの余計なものを持ち運ぶために財布を使っているわけです。現代でせいぜい必要なのは、「多機能なカード」「身分証明証」「名刺」くらいでしょう。それらカードが計10枚ほどが入る袋さえあればよいのです。

無駄のないシンプルさ

小さく、軽く、かさばらず、カードが10枚くらい入る袋。シンプルに生きるなら持つ物もシンプルでありたい。それは余計なものがない、という状態。それを所有することが手間を増やして足枷のように感じてしまうなら、持つ意味はありません。

ジャラジャラと音がなるほどの小銭、余りあるポイントカードを持つために大きな財布を持つというのは馬鹿げてますよね。本当に必要な物だけをいつでもどこでも持ち運ぶことができて、かつ取り出しやすい袋。それさえあればいい。

財布はカードケースサイズでOK?

意図してつくられた物より、異なる意図でつくられた物が優れているということはよくあるのかもしれません。結果として、ぼくは財布ではなく、無印良品の300円で販売されているダブルポケッタブルカードケースを購入しました。このカードケースをジャケットの内ポケットに忍ばせることで、お金を入れるための大きな財布、大きな財布を入れるためのかばんが不必要になりました。ところが、カードケースを使ううちにさらなる疑問が思い浮かんだのです。

余計な手間も少なくする

いくらカードケースが小さくとも、袋である限り、お金はその中にあります。お金を取り出すためには、カードケースを取り出さねばなりません。ここに関しては、大きくても小さくても同じなわけです。

  1. かばん(ジャケット)から財布(カードケース)を取り出す
  2. 財布(カードケース)からお金を取り出す

から

  1. お金を取り出す

と、どうにか手順をシンプルにしたい。

財布を小さくしたにもかかわらず、お金を取り出す、という目的を達成するのにかかる手間が変わらないのは、ミニマリストとして納得がいきませんでした。

また、小さな財布としてカードケースを使うようになったものの、ジャケットの内ポケットに入れていては、その箇所だけ少し盛り上がってしまい格好が悪くなってしまうのも気になりました。こちらは「カードケースを薄くする」という解決策がありましたが、手間をなくすことにはつながらなかったので、却下しました。

そこで双方を一気に解決する方策が「財布を持たないで、お金を着る」だったのです。

物を着るための衣服

衣服の中には、ポケットが多くあるものがありすよね。僕が毎日着用しているスーツもそのひとつ。つまり、収納性が高い衣服を選んで着用すれば、財布はおろか小さなかばんも不要になるのです。

僕はもともと、衣服には以下の5つの要素を求めてきましたが、今回の件で6つの要素になりました。

  1. デザイン性
  2. 適応性
  3. 快適性
  4. 耐久性
  5. 利便性
  6. 収納性

物を減らすと、自分が物に対して、何をどれだけ求めているのかが明確になります。すると自然に、物を買う目が厳しくなり、本当に必要だと感じていても上記の要素を満たせないものは買わなくなります。だから、物が増えることはありません。

財布の機能

少し話はそれましたが、ぼくは衣服に財布の機能を持たせることにしました。財布はお金を持ち運ぶための袋です。だからこそ下記が収納できるポケットさえがあれば財布の機能は満たされます。

  • クレジットカード、定期、電子マネーが集約された多機能なカード1枚
  • 紙幣数枚
  • 身分証明証1枚
  • 名刺数枚

僕にとってジャケットの胸ポケットが財布となっています。防犯面が少し弱くもありますが、胸ポケットだったら泥棒さんもさすがに手を出せないでしょう。

小さなかばんの機能

あとは外出時に持ち歩いていた、細々とした必要な物たちを他のポケットにしまっています。つまり、ジャケットに「財布」「かばん」の機能を持たせることで、以下の物を手ぶらで持ち歩けるようになりました。身軽さは偉大です。物の軽さは心まで軽くしてくれます。

  • ハンカチ
  • スマートフォン
  • Pocket Wifi
  • 紙幣
  • カード類
  • ペン
  • メモ帳
  • キー

これ以上の荷物が必要になったときには、冒頭のインスタグラムの写真にあったような大きめのかばんを持つようにしています。

まとめ

物は記号の側面ではなく、機能の側面に着目する。そうすると、本当に必要な機能が何でどれだけあればいいのかが明確になってきます。機能が明確になれば、その機能を目的として作られた物に縛られることなく、代用することができることがわかるようになります。財布の機能を衣服で代用したってだけ。この世にはたくさんの物であふれているけれど、あなたを幸せにしてくれるものはごくわずかしかありません。むしろあなたの幸せを妨げているものばかり。かといって僕は減らしすぎかな?でも僕にとってはこれくらいが心地いいんですよね。

今回の財布を手放して、ポケットを財布にしようはかなりマニアックなミニマリスト術なので、真似できないかもですが、これを機に財布の中身を見直してみることをお勧めしますよ。